marginsplotの調整
Stataのmarginsplotは奥が深く、様々な設定が可能であるが、徐々にまとめていく。リンクはこちら。
基本的には解析を行った後、
margins, over(var)
と宣言し、その後に
marginsplot
とすればグラフが出力される。
スタイルの設定
schemeを用いる。https://www.stata.com/manuals/g-4schemes2.pdf#g-4Schemes2
marginsplot, scheme(s2mono)
などとする。使用できるのは次の5種類。
名称 | 説明 |
s2color | default設定 |
s2mono | s2colorのモノトーン版 |
s2gcolor | Stataのmanualで使用されている |
s2manual | s2gcolorのモノトーン版 |
s2gmanual | Stata13以前で使用されていた |
s2colorはいつものStataのグラフが出てくる。論文などでカラーが必要ないときはs2monoにする。
legend
この設定が難しかった。
marginsplot, legend(order(1 "Control" 2 "Intervention"))
とすると、line styleやsymbolを変更した時に、うまく反映されない。これを解決するには、
marginsplot, legend(order(3 "Control" 4 "Intervention"))
とすれば良い。Stataは内部で4つのグラフがあると読み込んでいるので、その3, 4を変更すれば良い。
Title
これは簡単で、
marginsplot, title("title") xtitle("xtitlte") ytitle("ytitle")
とすれば良い。
label
例えば、xのlabelを\(a\)から開始し、\(c\)までの範囲で、\(b\)ごとに記載したい時は、
marginsplot, xlabel(a (b) c)
とする。
line style, symbolの設定
marginsplot, plot1opts(lpattern("--") mcolor("gs10")) plot2opts(lpattern(solid) mcolor("gs0"))
などとする。mcolorはgs15が一番薄く、gs0が濃い。gs16は白になる。lpatternはこちらのリンクに詳しい。https://www.stata.com/manuals13/g-4linepatternstyle.pdf
色についてはこちらのリンク。https://www.stata.com/manuals13/g-4colorstyle.pdf
指定できるのはsolid, dash, dot, dash_dot, shortdash, shortdash_dot, longdash, longdash_dot, blankなど。記号では1, _, -, ., #などで指定することも出来る。記号を組み合わせることも可能。例えば
marginsplot, plotops(lpattern("_--_#"))
とすると、a long dash, two short dashes, a long dash, and a bit of spaceという線種になる。 色々と調整してみると良い。
コメント